前回、「ぎょしょく教育」の7つの考え方を、
お話させていただきました。
今日は、「ぎょしょく教育」と小学校の授業との関連性について、
簡単にお話させていただきます。
これまでの「魚食」の考え方では、魚の栄養や調理に関するものが大部分であり、
家庭科や保健等の内容が相当します。しかし、ここで提案されている「ぎょしょく教育」は、
家庭科の内容はもちろん、社会科、さらには、理科や国語科などの内容を、
さらに、「総合的な学習」での実践をも含んでいます。
この「ぎょしょく教育」では、子供たちの5感を通して、魚に関する全ての事柄を体系的で立体的に
理解を促そうとするもので、教科間の密接な連携が重要になります。