先日ご紹介した水産版食育「ぎょしょく教育」には、7つの考え方があります。
従来の「ぎょしょく」は「魚食」、つまり、魚食普及です。
しかし、ここでいう「ぎょしょく」とは、魚の生産から消費、さらに生活文化・食文化までを含む、
幅広い内容に至っています。
そして、この考え方をもとに行われる「ぎょしょく教育」プログラムは、
「魚触」→「魚色」→「魚職」・「魚殖」→「魚飾」→「魚植」という一連の学習プロセスを経て、
「魚食」へ到達できるように配慮した7段階に及ぶプログラムです。
みさなん、おわかりでしょうか。7つの考え方?
そうです。「しょく」という言葉に、様々な漢字を当てはめています。
その漢字を見ると、なんとなくどんなことが行われるのか、想像できませんか?
言葉遊びのようにも見えますが、それぞれがつながった意味あるように考えます。
これまで、魚を触ったり、魚を調理したり、はたまた、社会科の授業で学んだりと、
それぞれの分野のそれぞれの項目の一部として、行われています。
しかし、必ずしも、つながっていない、あるいは連携していなっかたように思われます。
社会科の授業で学んだ水産業の流れで、魚の調理実習してはどうでしょうか?
魚つながりで、学んだことも身に付きやすいのではないでしょうか?
調理したものを食べるとき、郷土の習慣等を学びながら食べると、
地域・郷土に対する理解が深まるのではないでしょうか?
「魚」を軸に、魚にまつわることを、つながりをもって学び、理解する、
そうすることで、魚への興味がわいてきたり、
ますます魚が好きになる、といった具合になるように考えますが、いかがでしょうか?
こんな取り組みがあるよ、こんなことをやってみました、
なんでも結構ですので、情報・体験談等がありましたら、
お寄せください。お待ちいたしております。