日本のふぐの一大集積地は、山口県下関市です。そして、その地には、一般の人も自由に買うことができる「唐戸市場」があります。その象徴ともいえるものを見つけました。昨年11月に、当地を訪問した時に見つけました。市場の入口で、我々を迎えてくれたのが、下の写真のふぐです。

唐戸市場のふぐ

市場の外でも、見つけました。ふぐと市場で働く人の像です。市場で働く人をよく見てみると、人と人の手の上に、袋がかぶさっています。通常、市場のセリでは、指をかざして、値段がわかるようにするのですが、ここでは、一対一で、しかも袋の中で、他の人にわからないように買いたい値段を提示するそうです。セリ人は、すべての人の値段を覚えているのです。そして、一番高く、セリ落とした人が権利を得る仕組みです。面白いですね。

唐戸市場ふぐセリ

この日は、連休の最終日でしたが、天気が良く、大勢の人でにぎわっていました。私も、市場内で販売されていたお寿司やふぐの天ぷらなど、市場の味を堪能しました。まだ、行かれたことがない方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。仲間同士、ご家族、友達で、また一人で行っても楽しめる場所だと思います。