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水産版食育「ぎょしょく教育」って、何?

「食育」という言葉を耳にするようになって久しいですが、

以前のように、あまり耳にしなくなったような気がします。

ゆとり教育がなされていた頃、

総合の時間や体験学習の中で、

農業体験学習や調理体験等が行われており、

テレビのニュースや新聞記事でも、よく紹介されていたのを覚えています。

当時のことを振り返ると、農業に関すること、栄養等に関することが、

多かったように記憶していますが、いかがでしょうか。

漁業や水産に関する食育は、あまり見受けられなかったのではないでしょうか。

地引網体験や漁師やお魚屋さんのお魚捌き方等が、主にされているようです。

 

愛媛県愛南町では、町をあげて、

「ぎょしょく教育」に取り組んでいるようです。

以下のURLをご参照ください。

http://www.ainan-gyoshoku.jp/gyoshoku.html

 

そこでは、水産版食育「ぎょしょく教育」の紹介・取り組みが掲載されています。

「ぎょしょく教育」を行う際、留意すべき視点が、3つ書かれています。

まず、第1の視点として、地域の特性を念頭に置くことです。

地域に存在する漁業や水産加工業、さらには、地域に根付いた伝統的な生活文化を生かしたプログラムにすることを目指しているようです。

それから、従来の食育活動の成果を踏まえつつ、新たなコンセプトを設定することが、 第2の視点。これまでの魚食普及や栄養指導など活発な諸活動を踏まえつつ、「漁と食の再接近」、食料供給という社会的役割、資源と環境の連関などを念頭に置いたプログラムを検討することのようです。

第3の視点は魚に関わる生産から加工、流通、消費(食)までをトータルに把握するために、フードシステムとして捉えることのようです。

これを見ると、地域が一体となって、関わっていくことが必要である感じます。

みなさまの地域では、漁業や水産に関する食育に関する取組みはあるでしょうか。

みなさまの地域の取組を、ぜひ、お教えください。

 

ぎょショック

ぎょショック

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新規発売予定商品「メギス(ニギス)唐揚げ」

6月に入って、蒸し暑い日が続いています。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

こんな時は、冷たいビールで、キューッと一杯、

という方も多いのではないでしょうか?

その時のおつまみ、酒の肴は何でしょうか?

よろしければ、皆様のビールのおつまみ・肴を、

お教えくださいませ。

 

さて、今回はお魚唐揚げシリーズの第3弾「メギス(ニギス)の唐揚げ」のご紹介です。

皆様には、ニギスの方がなじみ深いでしょうか。

こちらでは、一般的にメギスと呼ばれています。地域の違いによる、呼び方の違う例です。

 

生の状態で触ったことがある方は、ご存知と思いますが、

先のハタハタが比較的、固い・丈夫なのに対して、

メギス(ニギス)は、比較的柔らかく、ねっとりした感じの魚です。

ただ、小骨はたくさんあるのに、柔らかいのと思われるかもしれませんが、

一度冷凍して、解凍して調理しようとすると、少し押しただけで、

ペシャっと潰れて、グニャグニャになります。

一度冷凍したものを、調理する時は気を付けてください。

ですから、工場でも、冷凍したメギスを加工する時には、

その解凍具合に、神経を集中させ、気を配っています。

 

生状態のメギスの画像がありませんので、

またの機会にアップすることにいたします。

 

これが、唐揚げ(揚げる前)の画像です。

頭と内臓を取ったモノに、唐揚げ粉をまぶしています。

今夜のビールのおともに、いかがでしょうか?

メギス唐揚げ

メギス唐揚げ

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能登地域は全国有数の「フグ」水揚げ地域

フグといえば、下関。

と思われる方もおられるのではないでしょうか?

実際、下関には、市場やフグ加工場、フグ販売店や料理店と、

数多く存在しています。

おまけに、下関水族館では、フグ専門の展示スペースがあり、

その種類・数は、日本一ではないでしょうか。

さて、現在、能登地域で多く水揚げされている「ゴマフグ」と

対面する機会がありましたので、ご紹介します。

その名の通り、体の表面には、白いゴマのような点々が多数存在します。

体の下の方には、小さなトゲが多く見受けられます。

フグはその種類によって、食べられる部位が異なりますが、

ゴマフグは、筋肉と精巣(白子)だそうです。

 

2014-05-28-ゴマフグ入荷 - コピー

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今が旬です!

冬の寒い日本海で獲れる「ハタハタ」です。

秋田県では、しょっつる鍋に入れて食べるようですね。

ハタハタの唐揚げはいかがでしょうか。

ビールや日本酒のおつまみに、育ち盛りのお子様のカルシウム補給に、どうぞ。